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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第7章 あたらしい・・・〃家族〃

『アホウサギ~~♪ホレホレ

〃お手〃・・・!!!(笑)』







「~~!!!」







『なんてのは無理な相談だな(笑)

~~ホレ・・・食いな♪』










俺は必死について来たアモの口に

フルーツをひとつくわえさせた










「~~♪・・・」






アモは目をクリクリさせて

ちっこい口を一生懸命動かして

モグモグモグモグ

あっという間におやつを飲み込んだ








『・・・クスっ』







「・・・♪・・・~~」








再び鼻をヒクヒクさせて

ぴょこぴょこと

俺にくっついてくるアモ







『もっと食いてぇのか??(笑)』






「~~♪・・・~~」









『しょーがねぇなぁ・・・ホレ(笑)』







俺は柵に付いてるドアを開けて

その前に寝転んだ







『食ってばっかいると

母ちゃんに怒られるぞ?(笑)

ほら・・・走れ・・・♪』






アモの庭に転がっている

藁か草でできたボールやおもちゃを

アモに向けて転がして

俺はアモのお守りをしていた











『チビスケ・・・~~じゃなくて

・・・〃アモ〃・・・おいで』







遊び疲れたアモが

床の上で腹をくっつけて

のび~~っとのびた







『ぷっ・・・(笑)

やっぱお前マヌケ面だな』






俺は寝転んだまま

柵のドアから手を突っ込んで

アモの頭を撫でる








『~~・・・♪』








なんだかんだで

やっぱ動物は可愛いからな









『zzz・・・~~ヤベ』






ふわふわした毛を撫でて

並んで寝転んでると

ついつい、うたた寝しそうになる






『・・・ねみぃ』









この間マリアが

ついつい居眠りしてしまった気持ちが

めちゃくちゃわかる気がした








『アモ・・・お前が来てからマリアが

また元気に積極的になった気がするぜ?

・・・~~ヨシヨシ(笑)

サンキューな・・・アモ』








「~~♪・・・」









家族が増えるってのは


幸せなことだよな

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