無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『じゃあ・・・適当に出かけるか』








『ふふ・・・・・うんっ♪』









結局いつも

こうなるんだけどな(笑)









並んで歩いて

一緒に食事して




ショッピングモールを見て歩いたり





なんて事のない休日






『マリア、エスカレーターで行こう？』






『階段で行く・・・～～ダメ？』







『(笑)・・・いや

足元、気をつけろよ？･･･ゆっくりな』







マリアは

相変わらず




本当に相変わらず

自分に厳しいって言うか




いつでも


怠けない




努力を忘れないやつだ。









そんな・・・なんて事のない





今の俺とマリアにとって



なんて事のない時間に





俺は・・・時々



マリアに提案したくなるんだ








色々・・・



色々だけどな










『マリア、ちょっと寄ってみようぜ？』













俺はジュエリーの店の前で足を止めた








『？？？・・・』










ポカーン・・・











・・・っとしてんじゃねぇよマリア(笑)






ちょっとは察しろよな・・・ったく。









『・・・ゆぅちゃん？？？』





『～～・・・』











『・・・どしたの？？？』













『・・・見てみろよ

いいだろ？見るくらい・・・』













俺は・・・やっぱり







自惚れかもしんねぇけどさ






俺は・・・やっぱり




マリアを




幸せにしたいんだ