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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第8章 純白の誓い

式場の中でのドレス選び





ちょっとしたステージのような

広い試着室のカーテンが開いて






着せ替え人形のように

ドレスを着せられたマリアが(笑)

姿を現す








『ゆゆゆ・・・ゆぅちゃん!

私・・・聞いてないよぉ・・・』











『おぅ♪・・・言ってねぇからな(笑)』








着付けを終えた係員が

少しはなれた隙に

マリアは顔を真っ赤にして

俺に抗議してきた(笑)










『おぅ♪・・・じゃないわよ!

~~何考えてるのよぉっ・・・』











『わりぃ、わりぃ(笑)』











「新郎さま、いかがでしょうか?」






ドレスに合わせるアクセサリーやら

小物を抱えた係員が戻って来て

ニコニコしながら俺に問いかける







『どうですかね・・・?(笑)

コイツ絶対選ばないんで

良さそうなの選んでやってくれませんか?』








「・・・。

うふふ…とっても良くお似合いですよ

新婦さまは、お肌も白くて

お顔も小さいので…このラインのドレスは

とってもお似合いになると思います。

もしくは・・・~~こちらのシリーズも」







俺の無茶振りに

一瞬、苦笑いしながらも

係員は上手いことマリアを誘導して

選択肢を探しては提案してくれていた






似合う似合わないも大事だけど

そりゃあ

マリアに好きなのを

選んでほしいからな






・・・って言うかマリア






着るモン着るモン





ドレス・・・似合いすぎ









しつこい?








・・・うっせーーーよ(笑)

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