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碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第1章 澄みきった青空

恋愛してはいけない

幸せになってはいけない



誰も私に…そんな事は言っていません。





引け目とか負い目

そんなものであるかどうかも不明





もっと言えば・・・



家族に心配や迷惑をかけ続けたり

その事で自らも気に病み続ける人生より





その人生を共に生きる


それも・・・お互いの苦しみを


本当に分かち合える相手と


共に歩める




そんな人生の方が

うんと素晴らしい




それも・・・こんな


私にはもったいない程の


素敵な人がパートナーなら





そんな幸せな人生なんてない






そう・・・そんな事は



きっと私にもわかっていて



そう思えていたはずなのに








『ごめんなさい・・・スグルさん、私・・・』






私の答えの・・・その真意は









『ふふ・・・ごめんね

荒っぽいことしてしまって』







『ううん・・・っ』



荒っぽい?

そんな事ちっとも思いませんでした

むしろ逆







『まりあ は・・・優しいから

中々正直に言ってくれないんだもん』






いつものようにスグルさんは微笑む






『ごめんなさい・・・私』







『まりあは…一途ながんばり屋さんだ♪』






やるべきことがあるから

楽な方に…逃げるのは違う



優しい人に

ただ甘えるのは…違う




確かに私の中に存在した

そんな思いが




果たして私の心の

100%だったのだろうか・・・。



その答えは


後に…人に見抜かれる事で

知ることになりました

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