
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第2章 薄紅色の奇跡・・・
『ゆぅちゃん・・・っ』
『マリア・・・』
『ゆぅちゃぁぁん・・・っ』
『まりあっ・・・』
なんで?どうして?
これは現実?
だけど…目の前には
確かにお互いがいて
そして・・・お互いを想っている
そんな興奮、混乱感情も
決して抜けきらない私たち
そんな私たちは
抱き合ったまま
泣いて…お互いの涙を拭い
目が合っては・・・笑って
そんな事を繰り返す
私と優人を
満開にして
舞い散り・・・舞い上がる
薄紅色の
やわらかで暖かい花吹雪が
包んで隠してくれていました
少し遠くから
自然に溶け込むように響く
やさしく美しい教会の鐘の音色
そんな・・・薄紅色のベールと
祝福にも似た・・・優しい音色に
そして・・・何よりは
懐かしくもあり
あたたかく・・・心地よい
やさしい空間を作る
私の大好きな・・・その人の匂いに
酔いしれ・・・とろけてしまいそうでした
やわらかな花びらに包まれ
私と優人は抱き合い
何度もキスをして
笑って、泣いて…また笑って
そんな並木道に包まれたまま
いつまでもそうしていました
『マリア・・・』
『ゆぅちゃぁぁん・・・っ』
『まりあっ・・・』
なんで?どうして?
これは現実?
だけど…目の前には
確かにお互いがいて
そして・・・お互いを想っている
そんな興奮、混乱感情も
決して抜けきらない私たち
そんな私たちは
抱き合ったまま
泣いて…お互いの涙を拭い
目が合っては・・・笑って
そんな事を繰り返す
私と優人を
満開にして
舞い散り・・・舞い上がる
薄紅色の
やわらかで暖かい花吹雪が
包んで隠してくれていました
少し遠くから
自然に溶け込むように響く
やさしく美しい教会の鐘の音色
そんな・・・薄紅色のベールと
祝福にも似た・・・優しい音色に
そして・・・何よりは
懐かしくもあり
あたたかく・・・心地よい
やさしい空間を作る
私の大好きな・・・その人の匂いに
酔いしれ・・・とろけてしまいそうでした
やわらかな花びらに包まれ
私と優人は抱き合い
何度もキスをして
笑って、泣いて…また笑って
そんな並木道に包まれたまま
いつまでもそうしていました
