!破天荒な毎日!
第2章 〜家出〜
なぜ家出したのか…
それは簡単なことです。
もう、うんざりでした。親の顔色を伺い、自分の思うようにはなれず、全てに置いて我慢しないと生きてはいけない。夢までも諦めなければいけなかった実家が。
私は言わば『虐待』がある家庭で育ちました。
物心ついた時から虐待は毎日。まだまだ子どもだった為それが『当たり前』『普通』になっていました。
虐待は『暴力』『言葉』。肉体的にも精神的にもボロボロでその頃は常に真顔。友達からは「めるちゃんっち感情がわからんよねー」なんてしょっちゅう言われてました。
私には兄弟が居ます。
親からの暴力がある時、兄は私を庇って私は弟を庇って弟は兄を庇って…。
今でも思いますが他のどこの兄弟よりも私達の絆は確実に深いと思いますd(ゝω・´○)
そしてかれこれ時は過ぎ。
私が中学2年の夏休み中に事件は起きました。