
彼女は隠れて変化する
第3章 p@p@(マイマイ)参上!
「――――木頭先輩のお兄さんカッコいいですよね…」
「うわわぁ!!君!!」
キラキラ木頭兄の背中を見送っていた俺の背後に、さらっと現れたのは
舞の後ろに隠れて俺をガン見していたミニマムな少女だった
「ビ――――ビックリした~…」
「どうも、始めまして…マーちゃんの“親友”の青山 かのんです」
青山かのんと名乗った少女は、小柄で目のクリクリしたお人形の様
声もまた、可愛らしいが――――…
まっ平な胸にはいささか…ため息が出る
「君もベスト着用組?コスプレするんだよね?」
すると、俺の視線を感じてか!青山さんは、バッと胸を隠した!!
「///ベストなんか着用してないわよ!!」
――――――――素で…そのペタンコなの?
残念な子だなぁ…
「ドンマイ…」
「しばくぞ!」
お――――!!怖い!可愛い顔して“しばくぞ”だって!!
