
彼女は隠れて変化する
第3章 p@p@(マイマイ)参上!
「あ…ぁ~…俺、無駄にイケメン部長の兄だ――――…都合のいい足に使われてるって感じだな…
仕事の合間を抜けてきたから一旦帰るけど…イベント終了後には車で来たときと同じ場所にいるから…
何事もないことを祈るよ――――…」
え?!ええええええ!!木頭さんのお兄さん?!
ヤバッ!めっちゃかっこいい!!仕事してるんだ…社会人じゃん!
大人じゃん――――!!
「あ!あ~…そうでしたか…お仕事頑張ってください」
「あいよ、じゃぁ――――…またな」
木頭兄はタバコを咥えたまま、その場を後にした
