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COLOR’S~殺したのは私~

第1章 プロローグ

この時点で女は一茶を殺害するつもりは無く
説得をするつもりでいた。

あの女ではなく私と結婚してほしいと……


「この辺りで停めてください」

本厚木駅から女が乗車したタクシーは
白石家の前で停車した。

女は精算を済ませタクシーから降りると
音を立てないよう細心の注意を払いながら
門を開け家の裏手にある納戸へ向かった。
ここでも音を立てぬよう納戸の扉を開けると
いつもの場所へクーラーボックスを戻した。

そして女は自宅のアパートまでの長い距離を
徒歩で帰った。

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