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真知子からの招待状

第25章 進藤太一①

今、俺の前で松岡千鶴が泣いている。


俺の告白のせいで泣かせてしまった。


告白は本心であり

言わずにいられなかった。


恥じらう可愛さに釘付けになり

俺の心が一瞬にして動き

惹かれてしまった。


「千鶴ちゃん……」

「好きなんて……言わないで……」


千鶴は俯きながら

手で顔を覆い泣いている。

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