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真知子からの招待状

第25章 進藤太一①

千鶴は泣き顔を上げコクンと頷いた。


「好きだよ。千鶴ちゃん」


千鶴を抱き寄せると俺の胸の中で

震えながら泣いていた。


ラブホのワリカンなんて初めてだった。

いつも女に払わせていた。


俺の小遣いは月3万円。

給料日前ということで俺の懐事情は寂しく

財布の中は五千円札一枚だった。

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