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真知子からの招待状

第36章 佐伯胡桃の想い②

斗真のコーヒーカップにミルクを注ぐ。


「俺の好みまで御存知とは、さすがですね」


しまった!


いつものクセで!


私は毎日こうして

斗真のコーヒーにミルクを注いでいた。


「お客様の好みはリサーチ済みですので」

「ミルクの量も絶妙ですね」


斗真は美味しそうにコーヒーを飲む。


そりゃそうだ。


私は斗真の好みを知り尽くしている。

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