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嵐しょーせつ。Part3

第110章 トキ


雅「、、帰ろう、和」

和「、、っ、泣」

最近忙しかったのって、、俺以外の人と会っていたからだったんだ、、

泣きじゃくっていると、、

雅「、、ほら。和。」

雅紀は背中を向けてくれた。
これはいつものこと。
俺が落ち込んでいたり、悲しい時があるといつもこうしてくれたんだ。

俺は当たり前のように雅紀の背中に身を託した。

雅「、、大丈夫だから。俺が和のそばにいてやっから。」

和「うんっ、」

雅紀は、それから毎日一緒に過ごしてくれた。
遊びの約束を断ってまで。

雅「、、和、、翔さんのこと忘れてさ、、俺と、、」

雅紀に言いたいことはわかる。
俺ももう、、こんな辛い思いするのはいや。

和「、、雅紀っ、お願いしますっ、泣」

雅「うん、大切にする。今度こそ離さない。」

雅紀辛かったんだろうな、
今でも好意を抱いてるやつがほかの人と結婚するってことを知った時。

和「離さないでね、雅紀」

雅「うん。」

ちゃんと話さなきゃ。
翔くんとキッパリ切ってまた雅紀を好きになりたい。愛し合いたい。

和「、、待っててね。」

雅「俺も一緒にいく。」

和「いや、2人で話したい。雅紀のもとに帰ってくるから。ね?」

雅「うん。待ってるね?」

俺ならできる。頑張れ、俺!!

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