嵐しょーせつ。Part3
第18章 転校生
桜が満開になるこの季節。
俺はいつも通り、屋上でヘッドホンして音楽聴く。
(ふぅー、、、今日は、、これかな^_^)
別に暗い奴でもない。
友達だっている。
でも、1人になりたい時もある。
友達もわかってくれてるのかこの時間は邪魔されない。
いつものように屋上へ行くと、、今日は1人じゃなかった。
(、、なんだよ、、この時間俺しか居ないはずなのに、、、)
まぁ、別にど真ん中に座って聴くわけじゃないから
いいんだけどさ。
俺は隅の方へ行こうとすると、、、
雅「、、、え、、、、」
目の前に、見覚えのある顔。
雅「、、か、、ず、、?」
和「、、?、、え、、、」
雅「和だよね、、?二宮和也じゃないの?」
和「、、ま、さき?、、相葉雅紀?」
雅「うん、、なんで、、?」
幼馴染である和。
小学校のとき、引っ越してしまって会ってなかった。
和「この学校にいたの、、?」
雅「うん^_^、、」
和「、、、嬉しっ、、」
雅「、、ふふっ^_^かーず!」
俺は嬉しさのあまり抱きついてしまった。
ビックリされながらもちゃんと受け止めてくれるのが和だ。
和「、、会いた、かった、、会いたかった、、雅紀ー泣」
雅「俺もっ、、泣」
お互い嬉し泣き。
そりゃそうだ。8年ぶりの再会なんだもん。