嵐しょーせつ。Part3
第1章 プレゼント
雅「、、はい。プレゼント^_^」
和「、、へ?」
誕生日でもないし、何かの記念日でもない。
突然やってきたもの。
相葉くんから受け取った紙袋。
その中身は、、、、
和「、、服?」
雅「うん。ニノ、もうボロが出てるんだもん。新しく買ったの。」
俺は、ファッションとか興味がないから着られれば、それでいい人間だから。
新しい服なんてもう6年ぐらい買ってないかも。
それを見た相葉くんは、俺のために俺に似合いそうな洋服を買ってプレゼントしてくれる。
今回もそうだ。
雅「着てみてよ^_^」
俺は相葉くんに貰った暖かそうなニット。
秋が来るからちょうどいい薄さ。
雅「うん^_^やっぱ似合う。」
和「、、俺あまりニット着ないの知ってるくせに、、、」
毛玉がつくものはあまり着ない。
洗濯もめんどくさいし。
雅「いいじゃん^_^それに、、、、」
相葉くんは着ていたアウターを脱いだ。
雅「、、俺と色違い^_^」
相葉くんが着ていた俺と色違いの深緑のニット。
和「、、、、」
ペアルックじゃねーか。
あまりペアルックもしたことないのに、、、
雅「、、、気に入らなかった?」
和「、、、、バカ。」
こんなこと言ってるけど、本当は嬉しかった。
やってみたかった。大好きな人とのペアルック。
夢が叶って、嬉しかったんだ。