嵐しょーせつ。Part3
第29章 大切なもの。
和「うん、、、」
俺は和の手を掴み帰ろうとしたら
「、、、ふふっ。そーいうことね、、」
雅「、、え?」
振り返るとさっきまでのゆきちゃんとは違う。
豹変したゆきちゃん。
「最初っから知ってたのよ。雅紀くんが二宮くんのこと好きだっていう気持ち。」
雅「、、え?」
「私の本当に好きな人は二宮くんなの。あんたなんか眼中にないわ。」
、、、え、、うそ、、、
「ライバルいらなかったからあんたと付き合って、感情を私の方に向かせた。」
雅「、、、、」
「わざと嫌いなものも入れた。知ってたわよ。ピーマンの肉詰めが苦手ってことを、」
散々言われて、すごく悲しくなった。
涙をこらえようとしたけど、、、、
和「、、てめ、ふざけんなよ。」
「、、なによ。」
和「俺のものを泣かせないで?ってか、雅紀の気持ちをなんだと思ってんだよ。」
「、、、」
和「俺が好きならそのまま素直に言ってくれればよかったのに。」
「だって、、二宮くん女嫌いだって、、」
和「まぁ、女は嫌いだよ。」
「じゃあ、、、」
何か期待してるような、、?
でも和は
和「まぁ断るよ。だって、お前のこと興味ないもん。俺が興味あるのは雅紀だけ。」
「、、くっ、、泣」
彼女は泣いて、教室から勢いよく出て行った。
和「ふぅー。」
雅「、、ありがとう。」
和「ん?いいよ。俺のものなのは変わりないから。雅紀には笑っていてほしいから。」
雅「ふふっ^_^和大好きだよ!」
和「ふふっ^_^うん。」
もう一生離さねーから。
覚悟しとけ。和
end