嵐しょーせつ。Part3
第33章 恋人未満、心友以上
17歳の春、俺はある人に恋心があると知った。
?「、、んでっ、こんな簡単な問題ができないんだよ!!」
雅「えー、だって、、もうちょっとわかりやすく教えてよ、、、和」
和「わかりやすく教えてやってんじゃん。」
テスト前だから、図書館で頭のいい幼馴染の和に勉強を教えてもらっていた。
もともと高校進学するとき、俺のレベルにあった高校じゃなかった。でも、和がそこに行きたいと知った時に、離れるのは嫌だと思って一生懸命勉強してこの学校へ入学した。
和「、、ジュース奢れよ。」
雅「はいはい、あとでね。」
勉強を教えてもらうたびにジュースを奢って、和の機嫌取り。
雅「、、もう、いいや。今日はおしまいにする。」
和「帰るか。」
帰り際にジュースを二本買って、帰宅。
和「、、、あれ?今日もいないの?」
俺の家の電気が付いてないから心配してくれた和。
雅「え、うん。これから1週間帰り遅くなるって。」
和「なんで早く言わないの。、、俺ん家おいで。」
親がいない時、帰りが遅くなる日とかいつも家に招いてくれる。
俺ん家を通り過ぎ隣にある和の家に向かった。
ガチャ
和「、、、ただいまー。」
「、、、おかえりなさい^_^あら、雅紀くん^_^」
和「雅紀の分のご飯もお願い。」
「今日もお母さんいないの?」
雅「はい、、帰りが遅くなるらしくて、、」
「そうなのね^_^ご飯にするから、早く手洗ってきなさい^_^」
和「1週間、毎日雅紀のご飯もお願いします、」
「ふふっ^_^いいよ^_^」