嵐しょーせつ。Part3
第34章 叶わない、、?
リビングに降りると、食べ残していたものと2人の分が並んでいた。
翔「わぁ、、美味しそう〜〜」
潤「先生凄い、、、」
雅「そんな凄くないよ^_^ほら、食べなさい。和も全部食べろよ。」
和「はーい。」
2人は食べ始めていた。
しかも勢いよく。
和「、、美味しいの?^_^」
潤「めっちゃ。美味しい。久々に人の手料理食べたよ。」
翔「うん。」
雅「2人の両親は共働きなんだね^_^」
翔「そうなんですよね。まぁ、俺の為に頑張って働いてくれてるってことなので別に寂しくはないですけど笑笑」
潤「ふふっ^_^」
雅「和も1人だったの?」
和「え?あーまぁ。母さんシングルマザーだしね。」
お金もなにかとかかるから。
雅「そっか。だから、大学進学考えてなかったんだ。」
和「うん、でも今は違うよ。」
雅「え?」
和「、、大ちゃん。」
いつのまに帰ってきた大ちゃん。
智「ん〜〜なーに?」
和「俺、大学進学したい、、進学してもっと色々と学んで就職したい。」
今まで頑固に譲らなかった。
でも、勉強が楽しいと思えた。
だから、、もっと頑張りたい。ゲームより楽しいもん。
それを話した担任である大ちゃん。
智「おぉ!そーか笑笑」
喜んでくれた。
翔「ふふっ^_^これでもっと一緒に居られるんだね^_^」
潤「ふふっ」
2人とも大学行きたいって言っていて俺もどうせなら同じ学校にしようと思ってたから。
雅「、、大丈夫なのか?」
和「うん、もっとお兄ちゃんに教えてもらいたいから。楽しいと思えたから頑張りたい。」
雅「そうか^_^じゃあ頑張ろうな^_^俺も応援するよ。」
俺は叶わないと思ってたけど、お兄ちゃんに逢えた。
大学進学も叶わないと思ってたけど、みんな応援してくれている。だから、、頑張りたい、、、
叶わない夢なんてないんだ。
end