嵐しょーせつ。Part3
第35章 Believe
あれから1週間。
俺はいつも通りに現場入りした。
「、、おっ!いたぞ!!」
「二宮さんっ!!」
、、え、なにこれ、、、
目の前にいる大勢の取材陣。
おいおい、聞いてないぞ、これは。
「二宮さん!相葉さんを見下ろしていたのは本当なんですか!?」
和「、、え?何のことですか?」
「紅白歌合戦のときに、質問した答えに、あなたは、、、」
取材陣が発した言葉。
、、、え、??
「本当なんですか??」
嘘だろ、、なんで、、、
和「、、、」
なにも答えられず、俺はただただ下を向いていた。
?「、、、二宮がそんなこと言うはずありません。」
「、、相葉さん、、?」
雅「俺は14歳の時この事務所に入所した頃から二宮とは心友です。俺を見下ろしたりすることはあり得ません。」
、、、相葉くん、、?
雅「ニノ、大丈夫だから。俺はニノを信じるよ。」
「でも、、あれは、、」
雅「何度言ったらわかるんですか?あれは、続きがあります。俺のリベンジに二宮は協力してくれたんです。あれはただの冗談で言ったことで、1番はそれなんです。」
「冗談でも許されないですよね?」
雅「ほかの野郎が言うなら許さない。でも、、二宮やほかのメンバーが俺のことを冗談で言うなら話は別です。」
「、、、、」
雅「もういいですか?俺たち仕事があるので。失礼します。、、ニノ、行こう?」
相葉くんは俺の手を掴み取材陣を押しのけて、楽屋へ向かった。