テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part3

第36章 どんでん返し


外で泣くのも恥ずかしい。
男だし、泣きたくない。

でも、、こればかりは、、、

雅「、、ヒクッ泣」

俺はしゃがみこみ体を丸めながら泣いた。
いくら泣いても止まらない涙。

?「、、、雅紀、、?」

雅「、、ヒクッ泣、、か、、ず、、??」

和「お前、どうしたんだよ。こんなところで。」

雅「、和っ」

俺は和を勢いよく抱き締め、思いっきり泣いた。

雅「、、う、、う、、うあぁーーーん泣」

和「ちょっ!雅紀!?」

和は戸惑っていた。
でも、幼馴染だからかすぐに状況をわかってくれて
何も言わずずっとその場で優しく抱きしめていてくれた。

和「、、落ち着いたか?」

雅「、うん、、、」

和「ここじゃあれだし、、雅紀ん家行こうよ。」

雅「うん、、」

力が抜けた俺を抱き込んでくれた和。

和「ふふっ^_^軽いなぁ」

雅「、、、」

ゆっくり帰って、やっと着いた家。
この家のことはしってるから勝手にお茶をコップに注ぎ、俺の元へ戻ってきてくれた。

和「、、で。何があったの?」

雅「、、、」

上手く話せない。
あんな最悪な現場を見てしまったから。気持ちが、、、

和「、、彼女?」

雅「、、、(コクッ)」

和「彼女がどうしたんだよ。今日誕生日なんだろ?」

雅「、、う、わき、、、」

和「、、え?」

雅「浮気してたの、、カナ、、」

和「、、はぁ?」

何で、俺が1番じゃなかったの?
正直悔しいし、辛い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ