嵐しょーせつ。Part3
第39章 強くなれ
部屋着に着替え、下へ降りると、、、
?「、、雅紀、おかえり。」
雅「和也早いね。」
和「まぁ、残業なかったから。」
ダイニングテーブルに座ってコーヒーと食後のケーキを食べていたのは5人兄弟の4番目で俺と双子兄弟の和也。
「、、お食事のご準備できました。どうぞ、お召し上がりくださいませ。」
雅「ありがとう。」
和也の隣に座り、食事を始めた。
和「、、、仕事大丈夫か?」
雅「え、、?」
和「あんま言いたくないんだけど、翔にぃから聞いた。」
雅「あー、、まぁ、、」
和「何かあれば相談乗るぞ?」
雅「ありがとう^_^」
双子だからかいつも俺を心配して気にかけてくれて相談に乗ってくれる。
食事を済ませ、和也と2人でおしゃべりしていると、、、
「、、おぉ、お前たち帰ってたのか。」
雅「はい。僕は今。」
和「僕は2時間ほど前に」
「そうか。」
「ご主人さま。ワインなどいかがですか?」
「じゃあオススメを貰おうかな。」
「かしこまりました^_^ご準備の方させていただきますね。」
5人兄弟の父で、株式会社の社長。
母さんはいたんだけど、俺たちが6歳の時に病気で亡くなった。
それからはずっと父さんと5人兄弟と執事の田中、メイドの柏木とこの大きなお屋敷で生活をしていた。
メイドの柏木はほんとに俺たちの母親代わりでたくさん頼ってしまう。優しい人だから、助かる。