嵐しょーせつ。Part3
第40章 最愛の人
飲み会が終わり、解散になった。
雅「送ろうか?」
和「いいよいいよ!笑笑彼女のところに行きなよ。じゃあな!」
翔「おう!また連絡するね!」
潤「気をつけて帰れよぉ」
智「じゃあね〜」
和「うん!バイバイ^_^」
俺はまた無理に笑って、、、4人と別れた。
いつもの道をトボトボと歩いて帰る俺。
あんなに楽しかったのに、あの報告で俺はモヤモヤした気持ちが生まれた。
雅にぃはずっと俺のそばに居てくれると思っていた。でも結婚したら違う人のものになる。
元々俺のものじゃないけど、、やっぱり悔しい。雅にぃを渡したくない、、、
和「、、はぁ、、」
俺はふと顔を上げ、となりに留まっていたクルマをみた。
乗っていたのは男女のカップル。
デートの帰りかな、、?
目の前でイチャつかれるとムカつくんですけど。
和「、、、え、、」
あの女、、もしかして、、?
嘘だろ、見間違いだよな。知らない人だよね、??
雅にぃの彼女には何度か会ったことがあるんだけど、、、嘘だろ、、、
向こうは向こうで何も気づいてない。
だから、このまま見なかったことにしよう。
俺はその場を足早に去って、離れた。