嵐しょーせつ。Part3
第47章 仲直り。
「、、これはナシだな。」
雅「もう一度考え直させてください。」
何個か考えたデザイン。
だけど、全部降りなくて、、、また考え直し。
先方もまだ待ってくれるって言ってくれてるから頑張るしかない。
『、、では!新曲のタイトルと曲の紹介お願いします^_^』
『はい^_^今回の新曲は、、、』
、、そっか。新曲出すんだったね。
某国民的アイドルグループのボーカルを担当している“二宮和也”は、俺の幼馴染。
当たり前だけど、テレビや表舞台ではこうやって笑顔。
でも、その舞台を降りちゃえば、、
和「、、雅紀。灰皿。」
雅「、、はい。」
和「サンキュー。」
俺たちは同居している。
ってか俺が居候の形になっているけど、、、
家賃を払うお金が無くて、和也が“一緒に住もう”って言ってくれたのが最初。
実家は、、勘当されている。デザイナーを認めてくれなくて、納得させるまでに時間がかけたが最後は“なるなら、出てけ。勘当だ”って言われた。
和也もそれを知ってくれてるからこそ俺を置いてくれてる。
和「、、飯。」
雅「ん、チャーハンでいい?」
和「ん、」
置いてくれてる分際で何もしないのも気がひける。
だから家事は全て引き受けている。和也も仕事で疲れてるからね、、、