嵐しょーせつ。Part3
第48章 味方
翔「雅紀!行くぞっ」
雅「うん!」
潤「ほら、早くしねーと犯人逃げるぞ!」
俺は毎日、事件を追いかけて走り回って解決する仕事している。
同僚で同い年の翔と潤と一緒に組んで、次々と犯人を捕まえていた。
潤「、、ふぅ、今回は手強かったな。」
翔「もぉ、暴れるしよー。手を思いっきり擦りむいたよー。」
今回の犯人は、問い出すと暴れ出して捕まえるのに時間がかかった。
雅「あぁ、怖かった。」
翔「お前、よく警察官になれたな。」
雅「本当だよ、、俺刑事になりたくなかったんだけど、、」
俺は現場は怖くて希望してなかったんだけど、何故かここ刑事一課に所属することになった。
雅「、、コーヒー。」
潤「はいはい。」
コーヒー飲んでちょっと落ち着こう。
今日みたいな現場は本当に緊張する。
コーヒーを片手に、3人でたわいもない話をしていると、、、
『、、ニュースです。』
つけていたテレビニュース。
『世界で有数の企業グループ、嵐山グループの次男である嵐山和也が窃盗容疑で逮捕されました。』
、、、え、、?
翔「、、嵐山って、、」
潤「もしかして、、??」
2人は俺の顔を見て、
「「えーー!!」」
相当びっくりしていた。
そうだ、俺は家柄を隠していた。
俺が嵐山グループの長男であることを。
そして、逮捕された嵐山和也は俺の弟。
俺は何があったのかわからなくて、放心状態。
でも、、、俺は動き出した。
必ず、弟を助けてみせる。