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嵐しょーせつ。Part3

第51章 好き



雅「、、俺っ!和のことが好きなんだっ」

18歳の冬。
お互い大学が決まり、落ち着いた頃、、、
幼馴染である雅紀に突然告白された。


和「、、え、、、」

突然のことであまりアタマが追いついていかない。
今までそんな目で見たことなかったし、一番の理解者で家族みたいな存在だったから。

和「、、、、ごめん。」

当時の俺は、“好き”という感情はあるが“Like”であって、雅紀の“Love”ではなかった。
何も考えられなくて、、、告白を断った。

雅「、、そ、だよね。、なんかごめん、、」

和「いや、、、俺の方こそごめん、、これからもっ、「もう、、幼馴染には戻れないかも、、」

“幼馴染として仲良くしよう”って思ったのに、雅紀はその言葉を残して、俺の目の前から居なくなった。


無事に高校卒業し、俺は家から通える範囲の大学へ進学。雅紀は、地方の大学へ進学した。
初めて別々の道に進み、初めて離れた。


そして、それから2年が経ち、、、

?「、、和っ!」

和「、、んー?あっ、潤。お疲れ様。」

潤「あー腹減った。なんか買ってくるわ。荷物見てて?」

和「おう。」

大学から友達になった潤。
すごく優しくて気があうやつ。

そこそこ楽しくやってるけど、、やっぱり雅紀が隣に居ないとさみしいし、、胸が苦しくなる。


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