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嵐しょーせつ。Part3

第55章 おもひで



雅「、、ばあちゃん!これはどうすればいい?」

「あらあらありがとう。これはねここに置いておいてくれたら助かるわ^_^」

雅「うん^_^わかった。」

17歳の春。
俺はある事情でおばあちゃんの家で弟と一緒に暮らしている。

俺は昔この街で生まれ育ったんだけど、小学校2年生の時に父親の仕事の転勤で引っ越してしまい離れた。でも、この春戻ってきたんだ。

「にぃちゃん!にぃちゃん!!ここ教えて!!」

雅「ちょっと後にして〜、、先にわかるところからやりな。」

「わかった!」

弟の面倒見ながら家の手伝いをして毎日慌しいけど充実した日々送っている。

「、、雅紀。もう寝なさい。明日初登校だろ?」

雅「うん、でもここだけ勉強して寝るね?」

俺は少しでもいい大学に行きたくて、毎日夜遅くまで勉強している。


キリがいいところで勉強を終え、明日新しい学校に行くために備えた。


雅「ばあちゃん、ありがとうね?」

「何が?^_^」

雅「俺たちの面倒見てくれて、、」

「んん、いいのよ。孫の顔、毎日見れるもの^_^幸せだよ。」

小さい時にじいちゃんを亡くし、ばあちゃん1人になってしまって俺は出来るだけ寂しくならないように弟と一緒に遊びに行ってた。そして、毎回ばあちゃんは幸せそうに笑ってくれるから嬉しかった記憶がある。

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