嵐しょーせつ。Part3
第57章 愛のケンカ
雅「、、、」
何も話さない雅紀。
潤「、、、智、なんか聞いたか?」
智「んー?なにもー?」
潤「はぁ、、、どうしたら、、」
翔「どっちもどっちだわ。」
3人は俺たちを見て呆れてる。
だって、、こいつが、、あんなことしなきゃこんなことに、、、
和「、、、貸さなきゃいいのに。」
翔「はぁ?」
和「こいつ、俺がプレゼントした傘とタオル、女の子に貸してたの!!」
誕生日プレゼントやお土産で買ったものを女に貸していて、返してきたところをたまたま見てしまった。
雅「べつにいいじゃん!たまたまなんだから!!」
和「はぁ!?たまたまってなんだよ、たまたまって。なんで、俺があげたものを貸したわけ?!」
雅「風邪ひいちゃ困るから貸してあげただけでしょ!!女の子の気持ち、少しは分かれよ。」
和「あっそ。雅紀は俺なんかよりその女のことがいいんだよな。」
雅「べつにそこまで言ってないじゃん!!」
和「言ってるのと同然だよ!!、、、こんなの、、世間から許されるはずもないよな、、俺が間違ってたよ。」
なんで、こんなバカのこと好きになっちゃったんだろ、、幼馴染のまま居ればよかったじゃん、、、
俺は泣くのを堪え、席を立ち教室へ戻った。