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嵐しょーせつ。Part3

第60章 ライフ


雅「、、、え!?」

「まぁ、そういうことがあったってことだけ知って^_^」

25歳の春、、
突然の母さんからのカミングアウト。

雅「ってことは、俺には腹違いの弟がいるってこと?」

「そうよ。まぁ、相手はいけないことをしたから私たちには関係ない話よ。」

腹違いの弟がいるなんて、、、

俺が小学生のとき、父さんは勤めていた会社の人と不倫関係になって、、その相手との子供が出来てしまったらしい。

母さんはそれを許せなくて、別れる決断をしたが、、、

「、、もう会わないって父さん約束してくれたから」

父さんは泣きながら謝ってきて、、、会わない約束をして見逃してくれたみたい。
なんだかんだ、母さんは優しいんだ。

雅「そんなこと知らなかったよ、、」

「あなたには迷惑かけたくなかったからね。ごめんね?黙ってて。」

雅「いいよ、、そんなこと、、、」

母さんは悪くない。
父さんもまぁ許されないことをしてしまったけど、、相手が無理やりだったみたいだし、、、

雅「、、どんな子なのかな、?笑笑やっぱ、俺に似てんのかな?笑笑」

「さぁ?^_^わからないけど、父さんに似てるなら雅紀と似てるんじゃない?」

雅「会ってみたいな。いつか。」

「そうね。いつか会いたいわね。」

ビックリしたけど、全部事実を知り会いたい気持ちが大きくなった。

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