嵐しょーせつ。Part3
第60章 ライフ
そして、正式に俺たちは家族になった。
和の母親はあっさり和を託したみたい。
まともに生活ができる仕事がなく、1人で養っていくことが厳しくて、、受験生だからもっとお金がかかると思ったみたい。
和「、、父さんっ、、?」
「、、和也か?」
和「うん、、父さんっ!!」
父さんとも再会を果たした和はほんとに嬉しそう。
「あなたがやったことは許したわけじゃない。でもあなたは雅紀と和くんの父親であることは変わらない。ちゃんと守ってやってくださいね?」
「おう、それはわかってる。」
「和くん、よろしくね?^_^」
和「うん!!」
引き続き和は俺の家に過ごして、、
和「これ、“母さん”が買ってくれたの^_^」
雅「ふふっ^_^よかったね。」
あっ、“母さん”っていうのは俺の母さんのこと。
実母のことはもう“あの人”って呼んでいる。
雅「、、合格おめでとう^_^」
和「ふふっ^_^ありがとう〜〜」
無事に大学が決まり、、、
和「、、ここから通ってもいいの!?」
雅「うん^_^実家よりこっちの方が近いだろ。」
和「ふふっ^_^お兄ちゃん、ありがとう^_^」
最初はほんとにビックリしたけど、、、
たとえ和が俺の父さんが起こした不倫の子でも、
父さんの血が入っているから俺の弟には変わりはない。
俺はお前を守ってやるから。
ねぇ?和、覚悟しておいてよ?
end