嵐しょーせつ。Part3
第61章 10年越し
「、、雅紀挨拶は?」
雅「、、こんにちは、、」
「ふふっ^_^こんにちは。ほら、和くんも挨拶しなさい?」
和「こんにちは!」
4歳の春。
俺は新しい家に引っ越してきて、初めて友達が出来たのは和。
人見知りで内気で臆病者の俺は、何をするにしても遅かった。
「、、じゃあみんな〜〜!この中から好きなものをとってそれをお絵描きしましょうね!」
和と同じ幼稚園に運良く入園でき、
和「雅紀くん!いこう?」
雅「、、ま、待って、、!」
クラスの子が多いから1人に押されみんなの輪の中から抜けてしまった俺。
好きなものを取れなくて、、みんなが引いたあとに取ろうとしたら、、、
雅「、、あ、、」
早いもん勝ちだから、、好きなものを取れなくて悲しかった時、、、
和「、、雅紀くん!はい^_^」
雅「え、?」
和「雅紀くんの好きなもの、僕がとってあげたよ^_^」
和とはよく遊んでいたからお互いよく知っている。
だから、好きなものをとってくれていた。
雅「ありがとう!」
和「ふふっ^_^ほら、お絵描きしよ?」
幼い時は和に助けられてすごしてきた。