嵐しょーせつ。Part3
第61章 10年越し
みんな俺と仲良くしたいのか、たくさん話しかけてくれて、なんとかやっていけそうだと思っていた。
「、、えーーっと、ここは、、」
新しい学校で新しいクラスで受ける初めての授業。
雅(、、あっ、間違えた。)
ノートに写していたとき消しゴムがないことに気づき、焦っていると、、、
?「、、、バーカ。」
となりの子から飛んできた消しゴム。
お礼を言おうと思ってとなりを向いたら、、、
雅「、、っ、!?」
?「、、なに。」
、、なんで、、
なんで、お前がいるの、、?
ビックリし過ぎてそのあとの授業が頭に入ってこなかった。
昼休み、、、
雅「、、あ、あの!」
?「、、、」
雅「、、これ、ありがとう、、」
?「ん。」
その人に消しゴムを返し、席に戻ろうとしたら
手をガシッと掴まれ、、、
雅「、、え、、ちょっ、か、和っ、!」
和「いいから来い。」
連れてこられた屋上。
あの喧嘩があったから2人っきりは正直辛い。
お互い無言だったけど、、そんな空気を壊したのは、、
和「、、ごめんなさいっ!!」
雅「え、?!」
突然和が頭を下げて謝ってきた。
和「あんなこと言ってほんとごめんなさい、、、」
雅「なんで、、」
俺だって悪かったのに、、、なんで和は、、、