嵐しょーせつ。Part3
第63章 ボーイ
雅「、、母さんっ!!行かないでっ!!」
「、、も、、か、あさん、、ダメ、、なの、よ、、?」
雅「母さん、、」
「、、ま、、さき、、しっ、かり生き、なさい、、?か、あ、さんが居、なくても、、し、っかりね、、?」
俺が中学1年のとき、母さんを病気で亡くした。
「、、雅紀っ!早く起きろ!」
雅「、、はーい。」
父さんは俺を男手一つで育ててくれて、、俺は高2になった。
俺は、そんな父さんを尊敬していて反抗期もないぐらい仲良しだった。
「、、雅紀。父さんな、、再婚しようと思ってるんだ。」
雅「うん、、そっか、、」
「認めてくれるか?」
父さんは俺をここまで育ててくれて俺は幸せだ。
だから、父さんにも幸せになってもらいたい。
雅「うん^_^」
週末、、新しい母さんとその子供と顔合わせをした。
「あなたが雅紀くんかしら。」
雅「はい^_^よろしくお願いします。」
「ふふっ^_^よろしくね?」
その新しい母さんの後ろに隠れていた男の子。
「ほら、挨拶しなさい。」
?「、、どうも、、」
「なにその素っ気ない挨拶。ちゃんと挨拶しなきゃ。」
この時は、まさかあの事実があったことなんて今の俺たちには分からなかった。