嵐しょーせつ。Part3
第63章 ボーイ
たまたま、新しい家族になった和也とは誕生日が同じ。
「お前が兄貴になりなさい。その方が安心するだろ。和也くんも。」
高校も同じところに転校してきた和也。
学校のことを知ってる俺に兄貴的なことを任された。
雅「、、和也行こうか。」
和「うん。」
学校に交渉し、同じクラスにしてもらい馴染むまでの間サポートした。
和「、、ま、さき、、」
雅「ん?」
和「、、あ、ありがとう、、」
雅「んん^_^いいよ。」
和也は、人見知りでまだ俺に心を開いていない。
早く安心して心を開いて欲しいと思って俺は努力した。
雅「、、学食いこう。和也^_^」
和「うん。」
でもね、、俺たちちょっと似てるところがあった。
それは、、、
雅「、、あっ、」
和「、あ、、」
同じ料理を選ぶぐらい好みが似ていたり、、、
「、、なんかお前たち似てるな笑笑」
雅「え?どこが?」
「雰囲気とかちょっと目元とか似てる。」
雅「マジ?笑笑」
周りから似てるなんて言われたり、、
雅「ほんとの兄弟みたいになってきたね笑笑」
和「うん、、^_^」
なかなか笑わない和也。
少しずつ俺に笑顔を見せてくれた。