嵐しょーせつ。Part3
第9章 振り向いてよ。
毎日訪れる朝。
和「、、おはようございます。」
いつものように楽屋に入ると、、、
雅「、、あっ^_^おはよう^_^ニノ。」
和「あれ?俺一番のりだと思ってたのに。」
雅「今日は車で来たからね^_^」
俺はいつものようにゲームを取り出し、いつものように相葉くんの向かい側に座った。
和「、、今日渋滞してなかった?」
雅「あー、してたけど。俺は早く出たから、マシだったかな」
和「そっか。」
しばらくすると、他のメンバーも現場入りしてきた。
2人の時間は少なかったけど、、、嬉しかった。
俺は、、相葉くんのことが好き。
もう18年くらい片思いしてるかもしれない。
相葉くんは全然振り向いてくれなくて、、、俺が頑張ってアピールしてもダメだった。
今日は、vs嵐の収録。
2年ぶりのBETで嵐だった。
相葉くんは最近あまりボケが少なくて、俺も相葉くんに対してツッコミが少なくなっていた。
でも、、、
ゲームで、距離を測るやつがあって、、
10メートルの先にはクリームまみれになる壁。
その手前で止まって距離を測るゲーム。
目隠しするため、体感速度は早くて怖いメンバーはスタートからすぐにボタンを押してしまったり。
雅「んー、1メートルきりますっ!」
そう宣言した相葉くんは、、、
バンッ!
ボタンを押す暇もなく、そのままクリームまみれの壁へ激突。
スタジオは爆笑に包まれて、、俺を含むメンバーも笑いに堪えてたけど、やっぱ無理で。