嵐しょーせつ。Part3
第74章 糸。
雅「、、和也、ちゃんと荷物持って。」
和「、、、」
雅「和也。おじちゃんの言うことをよく聞いて迷惑かけないようにね?」
和「おにぃちゃんも行かないの?」
雅「ん?俺はこの家を守らなきゃいけないの^_^かっこいいでしょう^_^」
5歳の夏。
事情で大好きだったおにぃちゃんとお別れになってしまった。
和「、、おにぃちゃん、、」
中学、高校に進学してもおにぃちゃんと会えなくて、、消息すら分からなかった。
「、、和也。手伝ってくれるか?」
和「うん^_^」
おにぃちゃんが俺を預けて場所を選んだのは、俺たちの母親の弟家族。
母さんたちが生きていたときからずっと俺たちのこと可愛がってくれて、引き取る時、保護者になると同時に俺はこの家に入った。
「和也^_^おつかれさま。」
和「母ちゃんお腹すいた。」
「ふふっ^_^ごはんもうすぐできるから。」
こんな俺を約15年間育ててくれて本当に感謝してる。
高校卒業し、、、大学へ進学するとともに家から独り立ちした。
ほんとの子供じゃないのに、大学の進学を認めてくれて、お金まで出してくれた。
「お前は気にするな^_^和也は俺たちの息子だ。」
和「ありがとう^_^」