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嵐しょーせつ。Part3

第10章 従え


和「、、でも、、引いたでしょ?俺があんなことをされてたこと。」

雅「はぁ?」

和「おれ、イジメられてたの隠してた。変わりたくてこの学校に転校決めた。まーくんたちに、心配かけたくなかった、、、」

雅「、、ふふっ笑笑ばっかじゃねーの?」

和「、、え?」

雅「むしろ。隠さなくてよかったのに。俺たちそんなもんか?ちゃんと言って欲しかった。」

翔「俺たちお前のこと3歳から知らないんだよ?どんな風に過ごしてきたのか共有したいよ。」

智「それに、大好きな和だから助けようと思ったの。和が辛い思いをしてきたこと隠さず俺たちにぶつかって甘えてきてもよかったんだよ?」

潤「どんなお前も俺たちが受け止めるよ?泣きたい時には泣け。辛いことがあったらちゃんと言って。」

みんな、、、

雅「そのために俺たちは幼馴染であるんだから。家族同然、心配するだろうが。」


和「、、、、」

雅「俺たちもお前についていられなくてごめんな?」

和「、、まーくん、、」

雅「ほら、おいで。」

俺はまーくんの胸へ飛び込んで、、、溜まっていたものが全て出てきてしまった。


でも、それを引かず受け止めてくれるまーくん。
その後ろからみんながギュッと抱きしめてくれた。

俺はその温もりが気持ちよくて、、いつのまにか眠ってしまった。

?「、、い。か、、、、お、い、、かず、、和!!」

和「、、ん、、ま、くん?」

雅「ほら、夜ご飯の時間だぞ。」

和「、、え、、あ、れ、、?」

雅「お前寝るなよ。完全脱力したやつおんぶとか大変なんだぞ。」

和「、、え、!?俺、寝てたの?」

雅「ふふっ。まぁ、疲れてたんだろ。ほら、俺お腹すいたから行くぞ。」

まーくんは、何も言わずに俺の手を優しく握りしめた。外へ出ると、、

翔「、、ふふっ^_^起きた?おはよう。」

智「おれ、お腹ペコペコ。」

潤「行くぞ。」

みんな、お腹すかせてるんだったら俺を放っておけばよかったのに、、、
でも、これが優しさなんだろうね。

ありがとう、、、

end

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