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嵐しょーせつ。Part3

第89章 一つ屋根の下


雅「、、今日から“ここ”が俺たちの新しい居場所か、」

和「ふふっ^_^」

大学2年生の春。
お互い前のアパートを引き払い、2人が住める家に引っ越してきた。
最初、初めてなことばかりで、親にも説得するのに時間がかかった。まず、交際のことや一緒に住みたいって言うのがお互い怖くて、、だけど、お互いの家は俺たちのこと受け入れてくれた。

雅「なんか、不思議」

和「ん?なんで、?」

雅「こんなことなるとは思わなかったな、、」

和「ふふっ^_^俺もそう思う。」

雅「、、もう離れないからな。」

離れたりしない。
離さないもん。

和「、、俺も。お前を離さない。」

雅「、、、好きだよ。」

和「俺も^_^」

去年約束したことが叶って、こんな可愛い子が俺のものになってくれた。

ケンカはもちろんしたけど、すぐにお互いの存在が大切だってことに気づいていつのまにか仲直りする。
お互い嫌なことがあれば隠さず言い合うし、嬉しいこともあったら話す。お互いのことを知れて共有することで、幸せなんだ。

雅「、、入ろうか、」

和「うん。」

手を差し出すと、和は俺の手をキュッと握りしめた。
そして、新しい俺たちの家で新しい生活。
幸せになれるように願った。

end



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