テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part3

第96章 20年


「、、嵐のみなさーん!スタンバイお願いしまーす。」

智「はーい^_^」

決まって返事をするのはリーダーの大野さん。

翔「、、今日もやりますか^_^」

潤「おう。」

5人をギュッとまとめ、気を引き締めてくれるのは翔くんと潤くん。

和「、、、相葉さん」

雅「ん?あ、行かないとね、、」

一連の流れを見届け、俺は隅の方に座っている相葉さんに声をかけた。

和「大丈夫?体調悪い?」

雅「んん、大丈夫だよ^_^」

和「なんかあったら言えよ?倒れたらおしまいだからな?」

雅「うん、ありがとう。」

相葉さんは元々人見知りで内気で暗かった。
人見知りはデビューしてから徐々に改善はされていったけど、、暗い性格は変わらない。
そりゃテレビとか表に出るときは明るい相葉さんだけど、、楽屋や俺たちの前ではいつもこんな感じ。

和「ほら、途中まで手をつなごう?」

雅「うん、^_^」

これもお決まり。
手を差し出すとギュッと握りしめてきた。

スタジオに入るまでは俺たちは手を繋いでお互い存在を確かめて気持ちを落ち着かせる。

雅「、、大丈夫かな、、間違えないかな、、」

和「大丈夫だよ。いっぱい練習したじゃない。ね?」

今日は、歌収録してから番組収録。
難しいダンスナンバーの曲で、相葉さんにとっては不安で仕方ないみたいだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ