嵐しょーせつ。Part3
第96章 20年
それから、毎日のように一緒に過ごすようになった。
今まで一緒にやっていた子達に感じなかった、この楽しい感じ。
相葉さんは俺の一個上なのに、何も感じさせない。
雅「、、緊張するね、」
和「大丈夫だって、」
俺たちは、シンメとして組まれることが多くなり、2人だけでユニット組んだりして活動の幅を広げていった。
雅「、、あれ、?」
和「ん?どうした?」
相葉くんの目線の先には、小柄な男の子がいた。
その子は俺たちの視線に気づいてすぐそらされてしまった。
和「どうしたんだろ、、」
雅「わかんない、」
話しかけようとしてそーっと近づくと、、俺たちと同じ衣装を着た子だった。
和「、、あの、、?」
?「、あ、、」
和「どうした、?」
?「いや、、その、、」
その子は今じゃ、友達が多くてカッコよく成長した潤くんだった。
潤「、、仲よさそうだったから、、」
潤くんは最初、俺たちの間に入りたくて、ずっと影から見てたみたい。
和「、、ふふっ^_^なーんだ^_^」
雅「一緒にいようよ。松潤^_^」
潤「、、いいの、?」
雅「もちろん。ってか、、俺と一緒に居てもいいの?俺、地味で暗いし、、」
潤「そ、そんなことないっ!!」
雅「え、?」
潤「あ、相葉くんは、、地味で暗い奴じゃないよ。」