テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part3

第107章 片想いは辛いよ。


智「おいらもずっとそいつから言われてたんだよ。“和を大事にしてください。和の想い気づいてやってください”って。」

、、うそ、、

智「まさか、おいらの生徒から言われるなんて思ってもみなかったけど笑笑それほどそいつは二宮のこと大事にしたいって思ってるんじゃないかな」

和「、、、」

智「、、ちゃんと話をしてみたら?たぶん、そいつはずっと待ってると思うよ。苦しかっただろうな、そいつも。ずっと想いを伝えられなくて。」

和「、、グスッ泣」

智「、、二宮なら大丈夫。早くそいつの元に向かってちゃんと伝えろ。お前ならできる。だって、おいらの生徒だもん^_^ね?」

大野先生に背中を押してもらい、俺は、、

和「、、行ってきます。」

走ってそいつの元へ向かった。

走って走って、、1秒でも早く会いたくて、、

ピーンポーンっ、!!
ガチャ、!

和「、、おばさん!雅紀いる??」

「いるわよー。部屋に閉じこもってるわ」

親しい関係だから、家も勝手にあがりおばさんも顔を出さず返事だけしてくれた。

俺は階段を駆け上がり、、雅紀の部屋のドアを勢いよく開けた。

和「、、雅紀っ、!!」

雅「わぁ、!!」

和「雅紀、雅紀っ、!!」

潤もその場にいたけど、今は目の前にいる、、そいつの胸に顔を埋めた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ