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嫉妬狂

第1章 嫉妬狂 上篇

「まだ、イクのは許可しねぇぞ?なあ、白澤?」

「な、な、何?・・・・・・ッア!ああっ!んあっ!」


内壁を掻き回しながら、白澤の名前を呼ぶと、涎をみっともなく垂らし、返事した。

「鬼灯の所には二度といかないからイカして下さいって言ったらイカしてやるよ?」

「つ――――――――――!!」


春夏秋冬の恐ろしい提案に白澤の顔から血の気が失せる。
鬼灯とやましいなんて一切してない。
なのに赦しをこうなんて最悪だ。


「っ・・・・・・・・・・!」

「んだよ?白澤?」

プイッと、彼から顔を背け、ささやかな反抗をする。
そんな白澤に春夏秋冬は、ナカから指を引き抜くと、張り詰めた陰茎を指で撫で上げた。


「つ・・・・・・・んっ!」

「早く言えよ?白澤?早く言わねぇと術解いてゲイ好きにアナルの皺数えて貰うか?それか?挿れてもらうか?」

「い、いや・・・・・・だ・・!い、言うから・・・・!ほ、鬼灯の所には・・・・に、二度と行かないから・・・・・ゆ、赦してぇ・・・!」

屈辱だが、こうするしかない。
術を解かれてしまえば、完全に変態になる。
春夏秋冬はあまり、気が長い方ではない。

それは白澤が誰よりも知っていた―――――

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