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コミュ症の希望ちゃん
第1章 進級
『希望!早く行くよ!』
『待って…!優花~!』
今日は3年生最初の日だ。
希望は、不安でたまらなかった。だって、友達が優花しかいないからだ。
クラス表を確認しにいく。
『あ…』
『?どうしたの?優花!』
『クラス、離れちゃった…。』
『え?!』
3年1組に優花、3年3組に希望だった。
『希望!頑張って友達作ろ!』
『む、ムリだよ…』
『休み時間になったらいくから!』
1時間目が始まった。みんな、それぞれに自己紹介をしていく。
『相川葵です!絵を描くのが得意です!ピアノを習ってて、コンクールとかよくでてます!よろしくお願いします。』
進んできて、とうとう希望の番になってしまった。
『あ…、えっと、木原…希望…です。希望って書いて…のぞみです…。よ、よろしくお願いします』
『待って…!優花~!』
今日は3年生最初の日だ。
希望は、不安でたまらなかった。だって、友達が優花しかいないからだ。
クラス表を確認しにいく。
『あ…』
『?どうしたの?優花!』
『クラス、離れちゃった…。』
『え?!』
3年1組に優花、3年3組に希望だった。
『希望!頑張って友達作ろ!』
『む、ムリだよ…』
『休み時間になったらいくから!』
1時間目が始まった。みんな、それぞれに自己紹介をしていく。
『相川葵です!絵を描くのが得意です!ピアノを習ってて、コンクールとかよくでてます!よろしくお願いします。』
進んできて、とうとう希望の番になってしまった。
『あ…、えっと、木原…希望…です。希望って書いて…のぞみです…。よ、よろしくお願いします』
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