ジッパー様
第22章 ジッパー様の正体
「それを話すと研究員も興味津々になりました。人間に擬態した私が女性に種付けしたらどうなるのかと」
「……っ……」
ジッパー様は私をジッと見た。
もしかしてジッパー様は、子孫を残すために私と……?
「そんな顔をしないでください。そのためにあなたに結婚を申し込んだわけじゃない」
「あっ……」
「確かに子孫を残したい気持ちはありますが、今はそれは叶わない方がいいと思っています」
「……どうして?」
「なぜなら、その方法で私に種付けされた女性は、みんな謎の病に侵されてしまったからです」
「!!」
「やはり原因は、私が未知なる生物だからでしょう……」
言葉が出ない。
じゃあ私もジッパー様に種付けされたら、そうなってた……? だから私の中には入れなかったの?
「……っ……」
ジッパー様は私をジッと見た。
もしかしてジッパー様は、子孫を残すために私と……?
「そんな顔をしないでください。そのためにあなたに結婚を申し込んだわけじゃない」
「あっ……」
「確かに子孫を残したい気持ちはありますが、今はそれは叶わない方がいいと思っています」
「……どうして?」
「なぜなら、その方法で私に種付けされた女性は、みんな謎の病に侵されてしまったからです」
「!!」
「やはり原因は、私が未知なる生物だからでしょう……」
言葉が出ない。
じゃあ私もジッパー様に種付けされたら、そうなってた……? だから私の中には入れなかったの?
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