高嶺の花
第4章 嵐の予感
藤は今凄く困った状況だった
目の前で騒ぐボサボサの鬘をかぶって今時はかけないであろう瓶底のメガネをかけた彼に_____
「なぁなぁ!!!お前見ない奴だな!!
こんな所で何してるんだ!!?」
鼓膜をぶち破りそうな彼の声に藤は顔をしかめる
それを全く気にしていない彼は藤の腕を掴み逃さないように名前を教えろと叫ぶ
「俺の名前は川崎 日向(カワサキ ヒナタ)!!!」
「真木…ふ「マキって言うのか!!」…うん」
「よろしくな!!マキ!!」
言葉をさえぎって話す彼…川崎 日向は、数週間前に編入してきた人だった
そう、生徒会や親衛隊持ちを次々に落とした美形好きだった
勿論、藤を見つけた日向は話しかけないはずもなくそっこうでお友達宣言をして満足したのかまたな!と言い残しその場を去った
名前を名乗ったら強制的に名前&お友達認定されるのだが幸いな事に藤の名字を名前と勘違いした
藤自身も親しい人にしか名前を呼ばせたくない為名前呼びは回避できた
「鷹…会いたい」
目の前で騒ぐボサボサの鬘をかぶって今時はかけないであろう瓶底のメガネをかけた彼に_____
「なぁなぁ!!!お前見ない奴だな!!
こんな所で何してるんだ!!?」
鼓膜をぶち破りそうな彼の声に藤は顔をしかめる
それを全く気にしていない彼は藤の腕を掴み逃さないように名前を教えろと叫ぶ
「俺の名前は川崎 日向(カワサキ ヒナタ)!!!」
「真木…ふ「マキって言うのか!!」…うん」
「よろしくな!!マキ!!」
言葉をさえぎって話す彼…川崎 日向は、数週間前に編入してきた人だった
そう、生徒会や親衛隊持ちを次々に落とした美形好きだった
勿論、藤を見つけた日向は話しかけないはずもなくそっこうでお友達宣言をして満足したのかまたな!と言い残しその場を去った
名前を名乗ったら強制的に名前&お友達認定されるのだが幸いな事に藤の名字を名前と勘違いした
藤自身も親しい人にしか名前を呼ばせたくない為名前呼びは回避できた
「鷹…会いたい」