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秘密男子

第1章 No.1




佐倉千里 16歳。高校1年生。



「ちーちゃん!おはよう!」


わっと後ろから飛びついてきたこの子は

小柄で可愛くて、みんなから愛されてる

私の友達、多知美咲。



「みーちゃん、おはよう」



笑顔を向けると、

可愛らしい笑顔でニコッと返してくれる。



「ほら、早くしないと遅刻するよ〜、」


「了解でーす、笑」




いつもの朝、何も変わらない日常だと思ってた。




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