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腐男子恋愛日常~Remake Of Story~

第2章 ~1997回目の世界~

「別に悪いことじゃないよ
同じ腐男子の人が居てくれて、嬉しいって思っただけだよ…。」

「……でもよ、ヤンキーが腐男子って何か格好悪いだろ…。」

へぇ、そういうとこ気にするんだ。

「別に良いじゃん
ヤンキーが腐男子でも」

「…?」

そう、別にヤンキーが腐男子でも良いじゃん。

「ヤンキーが腐男子で、何が格好悪いの?
格好良いとか、格好悪いとか関係ないよ」

「日向…?」

「好きなら別に良いじゃないか
もし、変に言う奴がいたら好きに言わしとけばいい
そんな奴らなんか無視して、自分を貫き通せばいい」

僕は中学の頃『男がBLって(笑)』、『腐男子とかキモい…。』って周りから変な目で見られた。

苦手なものはしょうがないし、気持ち悪いって思うのもその人の自由。

でも、それを声に出されたり態度で示されると辛い。

「僕ね、中学生の頃は腐男子って理由だけで周りから差別を受けてたんだよ」

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