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腐男子恋愛日常~Remake Of Story~

第8章 ~始まる新しい日常~

「歩、真ぉおおおおお!!」

「何で、いったい何が…!」

歩と真の両親と思われる2人が、全焼した日向家の前で泣き叫んでいた。

「歩、なんで…?」

両親が、帰って来るまでの辛抱って言ったじゃねえかよ…!

両親達の近くに、キャリーバックや横長い手提げバッグが置いてある。

きっと、歩と真の両親はさっき帰って来たんだろう…。

俺は、この場から少し離れる。

◇全焼した日向家があった土地の前◇

「……。」

翌日、全焼した日向家があった場所に行くと、全焼した家は完全になくなっていて土地が売却に出されていた…。

「歩…。」

◇梶家2階・研磨の部屋◇

-研磨視点-

「ッ!?」

えっ、何だ今のは!?

歩…?

真…?

「それに、さっきの夢と今のフラッシュバック…。」

……まさか…信じたくはないが…。

「……なる程、そういう事か……歩ッ…!」

俺は、ある考えと思いを胸に抱きながら、再び寝る事にした。

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