
エッチなJKは嫌いですか?
第7章 未成年
「俺、思うんだけど。たしかに美咲ちゃんが初めてじゃ無い、おっさんだから。でも、比べたりしないよ。前がどうだからどうとか、別にそんなの無いよ。今の俺には、美咲ちゃんしかいないし、1番大好き。
本当に、恥ずかしいけど愛してるよ」
耳が死ぬほど熱くなる。俺は童貞か?
俺の肩に顔を埋めていた美咲ちゃんが顔を上げて俺を見つめる。
「恥ずかしいから見つめんな」
無理矢理抱きしめて見れないようにする。
「優さんもう一回愛してるって言って、おねがい」
ちょっと茶化すように美咲ちゃんが笑いながら言う。まだ涙ながらの声で。
「…愛してる」
「声小さいですね。恥ずかしがる優さん超好き」
涙はもうおさまってきたみたいで、恥ずかしかったけどこれでよかったかな、と思う。
「美咲ちゃんの愛してるも聞かせてよ」
「んー、愛してます」
耳元で囁かれる。
「あー、耳赤い。照れてるんですか?…好きすぎる」
31歳 独身サラリーマン、女子高生に落とされる、か。悪くない。いや、良すぎる。
「俺も好きすぎるよー」
