
エッチなJKは嫌いですか?
第7章 未成年
「ゆうさんは…、ほんとに私のこと好き?」
切羽詰まった声で言われると、胸が苦しくなる。
「好きだよ、当たり前でしょ」
「当たり前じゃないですよ。私なんて、まだガキだし、何も知らないし恋愛経験も無いし、こんなだし」
抱きしめられていて顔が見えないから、辛そうな顔を想像する。
「『こんな』って、何も悪く無いよ。こうやって俺に思ってること言ってくれるの嬉しいしさ」
ついつい抱き締める力が強くなってしまう。
美咲ちゃんが鼻をすすっている。
俺にできることが無い気がして辛い。
「ごめんなさい、仕事疲れてるのに面倒くさい彼女の相手なんて」
泣いて細く揺れる声が色っぽい。
興奮しちゃうなあ。と気持ち悪い自分が心の中で呟く。
「んー、気にすんな」
