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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第4章 丸井さんの話し


私の体の…隅から隅まで――――…


彼に撮られた…激しい一部始終…



消しても…消しても――――…



どこにストックしていたのか…新しいモノがドンドン更新されていく…



まだ、住所や電話番号をアップていないが…


このままだと…私の情報がどんどんネット上で流出してしまう可能性が出てきた――――…



要求はお金…もしくは…よりを戻す…



また、楽なヒモ生活を復活させたい――――…そんな自分勝手な元カレの考えが…そのリベンジポルノの更新に感じられた…




許せなかったし…


二度と彼とは関わりたくない…



そう思い――――…元社長秘書だった立場を利用して戦う事にした…



我慢していた期間が嘘のように…ネット上での一時的対処はアッと言う間に完了した



新社長がネットワークセキュリティの専門的な知識のある人だったのが大きな鍵だった






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